アドラー心理学の子育て



今まで日記に書いてきたことを、こちらのページにまとめてみました♪




Vol.1アドラー心理学の子育て

〜〜 at 2004 02/22〜〜


先日「アドラー心理学の子育て」とやらの勉強会に参加しました。
今回のテーマは『伸びる子、伸びない子』講師は鈴木稔さん
過去に拘ってばかりの失敗を怖がる育児ではなく、ポジティブ思考の育児、生き方。
原因論よりも「目的論」
ちょっと寒いギャグを連発するのが・・・。ですが、とても楽しく心に響くお話でした。
高村光太郎の「少年に与ふ」という詩を朗読した。とても良い詩で、ITで検索すれば簡単に出てくると思ったら、出てこなかった。残念。
週1回の勉強会のなので、次回書きとめてこよう。
友達に「どんな内容だった?」と要点を聞かれるが、こういったものは即答できないもので。。。
要はちいさい頃から手足指を使う。
泥いじり大いに結構。素足もお薦め。良い靴なんか要らない。安全な場所であれば、素足で走り回りなさい。
そういう意味でもさつき幼児園でやっている事は良いことなんだ〜〜と確認出来ました。
他にもいろんなオモシロ豆知識聞けました。


子どもを勇気づける方法@
人間誰でも長所短所があります
言葉かけの違い アメリカ的VS日本的
イチローの育て方
親達が変わらなければ
責任感のとり方
子どもを勇気付けるA


子どもを勇気づける方法@

〜〜at 2004 02/25 〜〜


『子どもを勇気づける方法』

なかなか凄かったです。
まず自分史を書くんです。

この自分史を書くことは、自分を振り返る良い機会になります。
が、精神面で治療を受けている方やカウンセルを受けている方は、Dr.またはカウンセラーに相談して上で取り組んでください。

私はかなりハードでした…。
でも、これをやって更に強くなった自分がいます。

ざっと折れ線グラフで表すのですが、0才から今の年齢までが横、縦が上がプラス(幸せ)で下がマイナス(不幸)。
私のプロフィール(詳細は現在工事中グラフのみ)をご覧になった方は想像がつくと思いますが。
幼い頃にマイナスの期間が多かったですね。
18歳くらいからプラスになっています。結婚するまで起伏があります。
結婚してからも、起伏はありましたね。
で、


*人生を振り返って、1番自分を支えてくれた人(勇気づけてくれた人)は誰ですか?

*どんな時・状況だったか

*あなたを勇気づけてくれた人は、どんな態度や言葉でしたか?

*あなたは、どんな気持ちになりましたか?



この4つの質問に答えていくと、自分が子どもにどう接していけば『勇気付け』に繋がるかが見えてくるんです。

答えは人それぞれでした。(何人かが発表してくれました)

私の場合は家族や友人です。
でも、1番というと『母』です。
母は先天性の聴覚障害を持っています。言葉を声に出す事が出来ない分、いつも笑顔をたやさない人です。
私が落ち込んだ時も詮索したり、しつこく聞いてきたりせず、心配そうな笑顔ではあるけれど見守ってくれました。
私には余計な声賭けよりもその母の姿勢が心地良かったのです。
私が辛かった事を話せるようになった時は、黙って最後まで話しを聞いてくれました。

友人たちもそう。
家を離れて寮生活を始める事で、自立心が芽生え、友人たちと楽しく過ごしていました。
いろんな悩みを打ち明けあったり、好きなように過ごせる事
みんなそれぞれに尊重しあって生活していたのが心地よかったです。

そして家の呪縛から解き放たれ、振り返って自分を見つめる時間ができた。

心地よい事で気力がわきます。
いろんな事に頑張っていこうという気になります。
目標も新たにわいてきます。

勇気づけると言うことは押しつけではないのです。心地よい生活なんだと思いました。

他に、子どもの短所の見方を変える事や、アメリカ的声かけと日本人的声かけの違いもやりました。
おもしろかったです。これはまた後で。


人間誰でも長所短所があります

〜〜 at 2004 02/26 〜〜


人と上手く付合っていく為に、その人の長所を尊重していくと良いと言います。
また、短所の見方を変えてみる。も、一つの手段です。
これは子どもの場合ですが、

うるさい→元気がいい
落ち着きがない→好奇心旺盛
人見知り→違いを認識できる
好き嫌いが多い→自分に正直
自己中心的→自分を大切にする
泣く・怒る→感情豊か
行動が遅い→自分のペースを知っている
喧嘩をする→自己主張ができる
飽きっぽい→活動的
すぐ叩く→訴える力・表現力がある
ママにべったり→とても愛されている(母親が)
我が強い→意志が強い
等・・・

つくづく物は言い様だと思いました。

アメリカ的VS日本的

〜〜at 2004 02/26 〜〜

子どものテストの点数での母たちの言動を比較した物です。(アメリカと日本)
    (『アドラー心理学の子育て』で聞いた例です) 

  点数    アメリカ    日本  
  100点  Oh my god(おお神様〜!!神が出てくる所がアメリカっぽいらしい)よくやったね。また頑張ろうね。(次に期待する)
  80点   Excellent(素晴らしい!)  惜しかったわね〜
  60点   Very goodまあまあね・・
  40点   Good何やってんの!
  20点   Fine(まずまずね。素適ね)どこで首くくっぺ〜(講師が栃木なまりで・・・)
  0点   Try next! ・・・
(ショックのあまり言葉が出ない)



基本的に、悪い点数を親には見せたくない。。。ですよね。
だからこそ、悪い点を取って来た時は「この点数・・お母さんに見せるのに勇気がいったでしょ。
見せてくれてありがとう。」の一言が大切な様です。
悪い点を取ってきて怒鳴りつけたら、親に隠し事を始めるようになるそうです。
講座の内のほんの一こまですが、うんうんと頷ける事がたくさんありました。

ルスが今年、新1年生。
点数の事でとやかく言わない親になりたいと思います。

ルスを生んだ時の感動は今でも忘れていません。元気に私のもとに生まれてきてくれてありがとう!
本当に頑張ってくれてありがとう。って。。。
予定日を過ぎて、陣痛促進剤を投与され、おまけに吸引分娩でルスには本当に辛い思いをさせたので。。。
待ち望んでいたご対面!!感動であの日は眠れなかった。。。
私も辛かったけど、人生の最初に狭い道を押し広げて産まれてくるんです。
しかも陣痛促進剤で急激な収縮を受けながら・・・。頭蓋骨の形をずらして・・・。
産みの辛さは経験した人しかわからないと言いますが、産まれてくる辛さも赤ん坊にしかわかりませんよね。。。

私たちのもとに生まれて来てくれた事。3人の子どもたちに感謝しています。

イチローの育て方

〜〜at 2004 03/12 〜〜


2月から行っている勉強会です。
先月の日記にいろいろ書いてありますが、なかなか面白いです。
今回は「イチローの育て方」。先週は「ネガティブ感情をコントロールする」でした。
先週は瞑想など、かなりマニアチックな内容だったので感想はこちらに載せませんでした。
他の事で頭がいっぱいだったのもありますが。。。
で、今回の内容はチチローがアドラー的子育てをしていたという事でしょうか。
チチロー(イチローの父)ってなかなか前向きなユニークで信念を持った方でした。ご存知の方は多いですよね!?
毎日どんな事があっても(喧嘩したときも)チチローはイチローへ足のマッサージを怠らなかったそうです。
スキンシップも大切と言うことです。ベタベタするだけがスキンシップではありません。
さつき幼児園でやっている『じゃれつき遊び』もスキンシップ。
足ツボマッサージ・・・バカにできないなぁ
私もやろうかな・・・自分と主人と子どもたち。。。(-.-)

講義の内容も興味深いのですが、参加者とコミュニケーションをとる機会があり、そっちの方も楽しいです。
意識の高い方が多く、得るものが多いです。
私も多趣味ですが、また違った方面で多趣味の方がいたり、海外で仕事をしていた方がいたり(憧れ〜〜♪)、
児童虐待防止の為に活動している方がいたり、子育てサークルなどで活躍している方など。
前向きに活動している方が多いです。
この講義が終了しても、連絡を取り合いたいな・・・と、思う方が何人かいるので次回が楽しみです。



親達が変わらなければ

〜〜2004 04/10 〜〜


〜NPO法人 犯罪被害者支援の会「アピュイ」〜の役員 飯島さんの〜講演内容〜を聞きました。

鈴木稔先生がこの様な講演会を開くきっかけともなったお話です。

私達、小さな子どもを授かっている親達が変わらなければ、社会も変わらない。。。

私は今日から一つの目標を立てました。

沢山達成したい事がある中で、一つだけ3ヶ月頑張ります。
「1度にいろんな事をやろうとしても無理だから、一つづつ3ヶ月も続ければ身につきます♪」
これは鈴木先生のアドバイスです。

詳しい事は後日・・・書けるかな。。。




母性を失う母親達。。。私達にできる事は?

  例の目標↑ある事件を切っ掛けに書いてみました


責任感のとり方

〜〜at 2004 04/29 〜〜




「勇気、責任感、協力精神(協調性)」の3つの資質を子どもの中から引き出し、子どもの自尊心(セルフエスティ−ム)を育てる方法を唱えている、アドラー心理学。

先日、鈴木稔氏の講演会『アドラー心理学の子育て』で聞いた内容を、自分なりに解釈してここに書きます。

権利を守ることは大切だけれども、無責任に主張ばかりしていたら、だれもその主張を聞いてはくれない。
その為に、責任感が必要になる。

《責任感のとり方》

1.謝罪
 失敗、悪い事をしたらまず謝罪。悪いことをしていないと思っても、結果的に相手に嫌な思いをさせてしまったときも、まずは謝罪する事。

2.現状回復
 壊してしまったり、汚してしまった物を元の状態に戻す。子どもに、どうすればもとの状態に戻るかを、言葉で説明しながら一緒にやる。  

3.再発防止
 同じことを繰り返さない。

こうやって文章になると、なるほど・・・っと思うけど、日常的にやってる事なんだよね。でも、それができない人達、子ども達が増えているってことかな。。。
最初は相手が悪かったり、運が悪く何かを壊してしまったり・・・そんな場合でも、結果的に相手に嫌な思いをさせてしまったら、謝る勇気が大切なんだよね。最初が肝心だよね・・・。
傷つけてしまった相手の気持ちを修復するのは難しそうだな。。。

鈴木氏の講演会で学んだものは沢山あります。
また時間があったら自分の記憶の整理のためにも、ここに掲載していきます。
また、ここで学んだ事は子育てという内容でしたが、人と付き合っていく中で大切な事なんだと、基本なんだと思います。
なので、子育てだけでなく、自分育てや人との接し方にも活用して行くと良いのではと思います。


子どもを勇気付けるA

〜〜2004 10/19 〜〜




人格は生まれ持った素質3%と育ってきた環境97%でできてくる。 たった3%の素質。それを97%の環境で変えられるのです。

人間は「訓練した事」しか出来るようにならない
“習慣=訓練”と考えれば、短所だと思う部分や補いたい部分を気をつけて“訓練”すれば良いんです。

「他人や自分を責める」と不幸の女神がやってくる
何かトラブルが起きた時、貴方のお子さんはどうしていますか?
またはあなた自身は?

「他人を責める」?「自分を責める」?

「可哀想な私(;O;)いけないあの人・・・?」そう思うことで、解決されるでしょうか?
責めるよりも、するべき事は何でしょう?

今の自分にできる事
「なぜ?」よりも「どうしたらいい?」と考える事。
基本です。でも、これができない人が沢山います。
(こういう考え方も習慣づけることが大切ですよね。そしてこれが“自己責任感”に繋がっていきます)

心の態度が行動に表れ、
行動は習慣につながり、
習慣は性格につながり、
性格は運命につながる。



ここで“悪魔のささやき、天使のささやき”をやってみました。

自分の短所・嫌いなところ、自分の長所・好きな所を書き出します。
ペアになって、耳元で短所の部分を後ろからささやいてもらいます。(気分が落ち込むので・・・注意!)
次に同じ様に、長所の部分を後ろからささやいてもらいます。

良い事をいわれるのと、悪い事を言われるのと、どう気分が違うか実体験をするわけです。
目を閉じてささやきにジッと耳を澄ませるのですが、目を閉じているのに色が見えてくるんですよね・・・(人によるけど)

そんな訳で
人生の成功の85%は態度で決まり、残りの15%は能力で決まる。
全ての成功は いい態度を身に付ける事から始まる。

         ハーヴァード大学・スタンフォード大学の研究より

☆ 態度とは、「心の態度」を言う
心の持ちよう、考え方、人の心の中にある考えや感情(自分について・
他人について・環境について・人生について)
前向きな態度の持ち主は最高のものを予感し、否定的な態度の持ち主は
最悪を予測する。置かれた状況を自分の都合の良いように変えることはできないが、
あらゆる状況に合わせて自分の態度を変えることは出来る。



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